なんでも聞いてね。
貝がらを耳にあてると、なぜ「ザーッ」という音が聞こえるの?
貝がらから聞こえる音は海の音ではなく、貝がらの中の空間でまわりの音がひびいているものです。
貝がらを耳にあてると、ザーッという音が聞こえて、まるで海が中に入っているみたいに感じます。でも、それは本当は海の音ではありません。貝がらの中は空っぽで、その空間がまわりの音を集めて、ひびかせているのです。
わたしたちのまわりには、いつも小さな音があります。風の音、自分の体の中で血が流れる音、部屋の中の空気の動きも、実は音を出しています。ふだんはとても小さいので気づきません。でも貝がらを耳にあてると、貝がらの中のでこぼこした面がその小さな音をとらえて、何度もはね返します。
これを「反響(はんきょう)」といいます。だれもいない部屋で大きな声を出すと、声がはね返ってくるのと同じように、貝がらの中の空気も、せまい場所で音をぐるぐるとまわします。だから音が重なって、ずっと続くザーッという音になるのです。
じつは、貝がらがなくても同じことができます。空っぽのコップや、手のひらを丸めて耳にあてると、同じようなザーッという音が聞こえます。大切なのは貝がらそのものではなく、中にある空間なのです。
かんたんまとめ
- 貝がらから聞こえるザーッという音は、海の音ではなく、まわりの音の反響です。
- 貝がらの中の空間は、小さな音を集めて大きくします。
- この現象を反響といいます。
- 空っぽのコップを耳にあてても、同じような音がします。
- 貝がらは軟体動物という生き物のすみかです。
おぼえているか、たしかめよう
3問 — どれも上のまとめから出ています。点数はつかないし、まちがっても大丈夫。
1. 貝がらから聞こえるザーッという音は、本当はなんの音?
2. 貝がらの中の空間は音をどうする?
3. 貝がらの代わりに使うと同じような音が聞こえるものはどれ?
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